当機構について

 一般社団法人画像診断管理認証機構は、日本医学放射線学会、日本磁気共鳴医学会の協力のもと、診療報酬に収載されている画像診断管理加算、頭部MRI撮影加算、全身MRI撮影加算等の施設基準の「関連学会の定める指針」の遵守を評価する組織として設立されました。2020年度には指針として、「適切な被ばくに関する事項」「MRI安全管理に関する事項」「全身MRIに関する事項」があり、当機構において評価を始めました。
 今後、医療機器の発達、AIの進化で画像診断管理の重要性が益々高まることが予想されます。各施設において適切な画像診断管理が行われ、画像診断が安心・安全に行われるように、我々は指針に基づいて評価を行っていきます。

 

【画像診断管理認証機構の認証内容】
日本医学放射線学会と日本磁気共鳴医学会が定める指針に基づいて、評価を行っている。

「適切な被ばく管理に関する事項」

  • 画像診断管理加算3、頭部MRI撮影加算
    日本医学放射線学会が実施する被ばく線量調査へ定期的に参加する。

「MRI安全管理に関する事項」

  • 画像診断管理加算2、画像診断管理加算3
    1. MRI安全運用に関する講習会に、MRI検査安全管理チームの責任者または担当者が年1回程度参加する。
    2. MRI造影剤に関する講習会に、MRI検査安全管理チームの責任者または担当者が少なくとも2年に1回程度参加する。

「画像人工知能安全精度管理に関する事項」

  • 画像診断管理加算3
    1. 安全・精度管理責任者は、画像診断補助ソフトウェアの臨床使用に関する研修を1年に1回受講する。

「全身MRIに関する事項」

  • 全身MRI撮影加算
    1. 前立腺癌の骨転移検出のための全身MRI撮像の指針に基づき、撮像法や画像を提出。
    2. 本検査が骨転移の検出を目的とした広範囲検査であり、病変局所の詳細な評価を目的とした検査ではないことを患者に説明し、書面にて同意をとる。

「肝エラストグラフィに関する事項」

  • 肝エラストグラフィ加算
    1. 肝MRエラストグラフィ撮像の指針に基づき、撮像法や画像を提出。

定款

定款